今注目の自動化AIツール『Dify』とは

投稿日 : 2024年5月14日最終更新日時 : 2024年5月14日投稿者 : 管理スタッフカテゴリー : トレンド

『Dify』とは、プログラミングの知識がなくても、直感的なGUIを使って大規模言語モデルLLM（Large language Models）アプリを作成できるオープンソースの革新的なツールです。

検索AIの技術と生成AIモデルを統合した「RAGエンジン」を活用しており、AIワークフロー、RAG（Retrieval-Augmented Generation）、エージェント機能、モデル管理、Observability機能などを兼ね備えています。

▮ 主な特徴

直感的なインターフェース	直感的なインターフェースにより、プログラミング知識がない方でもドラッグ&ドロップで簡単にアプリケーションを作成することができます。
豊富なLLMのサポート	GPT-4やClaude 3などの最先端のAIモデルがシームレスに統合されており、ノーコードで質の高いアプリ開発が可能です。アプリケーション間でLLMの切り替えが容易で、既存システムとの統合も簡単。これにより生成型AIアプリの継続的な最適化が可能です。
強力なRAG機能	RAG（Retrieval-Augmented Generation）は、関連する情報を検索・取得し、それを基に高品質な回答を生成する技術です。DifyはPDF、PPT、Wordなど様々な形式の文書からテキストを抽出し、LLMに入力することができます。これにより、独自のナレッジベースを活用した高精度なチャットボットの開発が可能になります。

公式URL：https://dify.ai/jp

▮ 基本操作画面

主に、下記4つの機能を利用することができます。

①探索：目的に合ったテンプレートを探索し選択することで、迅速にアプリケーションを作成
②スタジオ：チャットボット、AIエージェント、ワークフローの管理・作成
③ナレッジ：RAGなどで使用するPDFやExcelなどのデータを登録・管理
④ツール：SLACKやDALL·Eなどの外部ツールとの連携を行う。