次世代ヒューマンマシンインターフェイス(HMI)最新動向

製品を売る「モノ売り」から体験を売る「コト売り」へのシフトが加速する中、ユーザー体験の良し悪しを決める技術として「ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)※」に注目が集まっています。
※Human Machine Interface。人間と機械の間の伝達を行う、機器やコンピュータプログラム等といったインターフェイスの総称。

新たなヒューマンマシンインターフェイス(HMI)の可能性

◆AR/VRの活用によるリモートでの作業支援

新たなHMIであるVR(Virtual Rality:仮想現実)やAR(Augmented Reality:拡張現実)の技術を活用することで、物理的な制約にとらわれず臨場感のある作業支援や教育を可能とする。

◆ジャスチャーUIによる非接触での機械操作

工場などでの機械操作において手袋を外さずに操作できること、更に画面から離れた場所からでも操作することを可能とする。

◆利用者認証の手段の一つ生体認証技術

操作者のなりすまし防止が必要となるケースなど安全な機械操作のためには操作者を特定し、有資格者のみ作業を可能とする。

【関連情報】
モデルベースによる次世代HMIの開発(出典:IDAJ)